私は350年間続く農家の息子として生まれました。私の祖父・美代吉は地元耕地整理を進め、村会議員として市町村合併に尽力し、『誰もが働きやすくて、住みやすい地域』になることを願いながら昭和30年に他界しました。

その後、私の両親が地方公務員の傍ら、兼業農家として地所を守ってきました。

一方で、私自身は学校卒業時の就職活動にあたり、農業ではない領域で自身のキャリアを高めたいと思い、都内で人材開発コンサルタントして活動をしてきました。

しかし、私の自宅も代替わりになり、地元と自分自身のか関りをあらためて真剣に見つめなおすべき時期に直面しました。それまで自身の中にあった“いつかは自分も地元のために”という思いが顕在化し、これからは私の祖父が願った『誰もが働くやすく、住みやすい地域』を創ることに貢献できる取り組みを私なりに開始することにしました。その第一歩として、《かじゅある盆栽》の制作販売を軸に、地元の地場産業である植木業と皆様の接点を持てる機会を拡げて、一人でも多くの方に見沼地域/美園に親しみを持っていただければ嬉しく思います。

私自身は、地場産業である植木業の高齢化に伴い、難しくなっている植木生産技術・プロセスを継承する取り組みとして、BtoB向けの植木生産の活動に障がい者の方々とも協働する仕組みも構築中です。《かじゅある盆栽》とも連動した活動であることから、順次、進捗はこのホームページで皆様にも共有させて頂きます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社ベストワーク　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役　丸　志伸（まる　しのぶ）